サービス開始日: 2018-01-08 (2489日目)
言語化出来ないような雰囲気の良さというか儚さがある。絵の綺麗さとBGMの心地良さ、なでしことリンのLINEの、やり取りで互いのキャンプの景色や雰囲気を共有し合い、同じ時間を別々の場所で過ごしているのにも関わらずどんどん深まる関係。見ていてこれほど心地いいアニメもなかなかない。
少しずつ展開は面白くなってきた一方で、キャラの感情の揺れ動きだったりキャラ同士の関係の変化だったりがいまいち見えづらい。特に静はもう少し描いても面白かったかもしれない。
あいが銀子に負けるとこの、合い駒しようと思って駒台に手を伸ばした、けど合わせる駒が無い……投了……って演出にググッときた。ベタだけど良い演出だなぁと思った。
まとまらないので気になった&面白かったことを
・キマリ家。父と母の関係が面白いし、テンポよくコミカルに描かれていた
・南極チャレンジのプロジェクトの人とシラセちゃんがバーーカ!でシンクロしてるのがとても面白い、それくらいの捻くれた根性とメンタルが必要ということか
・日向が今回も本当にバランサーというか、優しいというか、精神的に大人というか。部屋でのやり取りでもシラセちゃんを見てスッと話題を隊長の話から次の日の話に移したり、夜のテントでのキマリへの制止やらなんやらもそう。この子が崩れた時がこの4人の一番の危機だろうなぁ
・何より今回一番グッときたのは岩の上に立つ隊長へのキマリの「何が見えますか」。おそらく思うがままの発言だったんだろうけど。それに対して黙って手を引き上げる隊長。その後のテンポの良い会話、相変わらず完璧なタイミングで入る挿入歌、見える景色、本当に良いシーンだった……。
・最後に気になるのはキマリの友達。何を思っているのか……?