凄すぎる、シーンの演出も話数全体としての演出も最上………
まずは、とにかく、ビビの繰り返される「戦いをやめてください」の叫びに胸が張り裂けそうになる………
特にアラバスタに雨が降り出す瞬間、雨雫視点で遥か上空から落ちてきて段々と島が見えて王宮前広場が見えて……というシーンはこれまでのスケール感を締め括るものとして息を呑む
そして、ルフィとクロコダイルのバトルのクライマックスから流れ出し、結果Bパート全体に渡って流れることになるドヴォルザークの「新世界より」
言葉もないほど、良い………
原作途中まで読んでた
最初は原作ほどの勢いとか凄みを感じれなくて不安だったけど、中盤から満足感高く見れた
結論として思うのは、覚悟の話だったなみたいなもので、タコピーへの罵倒になるのですが中途半端な善意は何の意味を持たないということ。しずかちゃんやまりなちゃんたちの壮絶すぎる境遇みたいなものはあり得なさそうであり得るもので、そこには同じくらいの覚悟で向き合わないと何も救えないみたいなものを感じたし、最後のタコピーには自己犠牲との代償にそれを果たすことができたのかなと思ってしまう。