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全体
良い
映像
良い
キャラクター
とても良い
ストーリー
とても良い
音楽
良い

TV版のストーリーがうろ覚えのため比較ができないが、abemaで観ていて2時間弱が短く感じるくらい適切に詰め込まれたストーリーが楽しかった。
総集編という宣伝だったが、声は新規録音でそれがはっきりわかるくらいルルーシュの声が低い声で全体的に統一されていて劇場作品という一体感があった。
OPもFlowの懐かしい1期の曲が使われていて、クロヴィス殺害から藤堂救出作戦までの大胆な繋がりも当時の記憶を思い出すには贅沢な尺がとられていたと思う。
戦闘シーンは特にランスロットの動きが凄く良かった。
TV版に比べて見せ場を多く用意するのが難しかったと思うが、それでもランスロットとスザクの強さを実感するには十分すぎたし、ルルーシュの計算を力技のみで無理やり曲げていく反則じみた姿は楽しかった。
コックピットの部分が破壊されてスザクの姿を認識したときのルルの取り乱す様はもうこれだけで映画を見た価値があったと感じる。
新規部分ではシュナイゼルの姿が早めに描写されており、また玉城の声が檜山修之氏に代わったのが結構印象に残った場面だった。
エンディングの切り方もまた印象に残る場面で終わっており、続きが非常に気になる素晴らしい(ある意味卑怯な)引きであった。
スザクにギアスをかける提案をCCに受けたルルが激しい拒絶を見せる場面とナナリーのために覇道を歩む決心をするラストで締めるのは映画のオチとしても秀逸でとても良いと感じた。



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