いつものきらら系のイメージで見ると違った印象を受けるかもしれない。
巷で「汚いハナヤマタ」と言われているようにトイレシーンとか胸の話題が多く、個人的にそういうのが嫌いというわけではないが後半はワンパターンかな?と思うようになってしまった。
あとこれは原作の都合かもしれないが、本業のアイドル活動のストーリーの進みが遅い(アイドル活動に割く時間の割合が少ない)ように感じた。
日常系という側面もあるのかもしれないが、地元密着系アイドルとして奮闘するシーンがもう少し多いと、日常系・下ネタのゆるい部分ときれいに対比できて印象づくのではないか?と思った。
デザインやライブシーンはとても綺麗で良かった。
キャラクターもそれぞれ個性があって良かったと思う。
安達の不器用で空回りしていてしまむらのことになると周りが見えなくなるところが可愛かった。
でもちゃんと行動に移せているのがえらい。
一方のしまむらは一貫してドライな性格で、好意にもあまり気づいていないみたいだけれど何気ない行動が結果的に安達を振り回す形になることが多く、見ていてとても楽しめた。
ちょっとしたきっかけで関わりがなくなってしまいそうな関係の脆さも現実味があって良かった。
2人のこれからの関係やヤシロの正体、日野と永藤の関係など気になるところがたくさんあったので機会を見つけて原作も読んでみたい。
あと、ED曲の鬼頭明里さんのキミのとなりで、2020年のアニソンで一二を争うレベルで好きだった。