海坊主の正体はお庸ではなく源慧の想いであったと。
前回ではまだ真はわかってなかったかー。
それだけでもモノノ怪になるんだな。
お庸の想いを聴いて改心ではないけど気付かされた感じなんかね。
中尾さんの演じ分けお見事だなぁ。
佐々木は最後ちょっとあったけど、なにかこれまた怪しいが触れられない感じがする。
モノノ怪の正体は、妹を見捨てた源慧が自分を守るために心から切り離した「お庸への愛」だった。
許されぬ兄妹の禁断の愛。禁忌の感情を恐れお庸から逃げた源慧。お庸も同じく禁断の愛を抱いていたことを知り、モノノ怪に変じるほどの恥を抱き仏門の世界に逃げた半生…こんなん泣かない方がムリ!そりゃ衆道に逃避もするわ。
最後に恥を受け入れる覚悟と共にお庸との記憶を取り戻した源慧だけど、今後は少しでも安らかに生きられることを願うばかり。
…とか安らかな気分でいたら突然挿入された兵衛の謎の描写。あの人は今後も出てくる、ってこと?
兄と妹の本音の関係性がよいのだ
本心が汚くても、さらして受け留めて、愛される喜びを知れば、本当の自分に戻れるということかな。
あのお侍さんは何だったのかな?