人間領域=ゴールじゃない?
「猿の惑星」ってわけでもなさそう
生き物を殺して食べるのがテーマか。天然はだめだけど養殖ならOK的な。
ヒトは自分と近しい存在がいないから生き物を食べることに意識がいかないけど、自分たちと近しい存在を食べ物として認識したときにどう感じるかって話なのかも。
知性があるといってもヒトとイルカでは違いが大きいけど、同程度知性とよく似た外観のコミュニケーションが取れる家畜がいたらそれを食べることにどのような意味が発生するか。
ゾンビは外観は近しいけどコミュニケーションは取れないから獣と変わらないかも。
で、この作品、結局人間の世界にいっても bad end なのだろうなぁ。鬼との約束を破ることになるし。
農園、人間目線からすると酷いことされているように感じるけど、これ現実で自分たちがやってることなんだよなって改めて思った。
タイトルの「約束」の意味が少し回収された?
宗教を理由に人を食べない鬼。
鬼にとってエマ達が家畜であるように、エマ達も肉をためるために動物を狩る必要がある。
エマの前に現れた鬼はエマ達を助けてくれた鬼たちで一安心しつつ、次の目的地へ歩を進めるエマ達。生き残るための術を叩き込まれる中で、エマがソンジュに頼んだことは狩りのやり方と。血抜き草を指す前後のエマの描写が一つ一つ決意を込めている様子が見て取れて中々険しいなぁ。
ラストのエマの表情は印象的でした。
世界の秘密の開示。
さらに「でも自分たちも他の生き物を殺して生きている」
という話の次元にまで持っていく。
これを1話でやっているのがすごい。