やっぱり男達ってのはよぉ、こうでなくっちゃな。
マァムの強さもしっかり描写できてて○
結局、「アバンの使徒」って決死隊なのかな。魔王軍と戦えるレベルの者がほかにいない世界みたいなのでだんだんツラくなってきたよ。面白いけども。
ヒュンケルパネェ!
本日のエア番組実況。
助かる見込みが全くなかったヒュンケルの生還に吹き出した…じゃなくて感動した!
「おまえが闘志を失わない限り」という、クロコダインがヒュンケルに向けた台詞がある。この台詞は原作でも変わらない。
アバンの使徒の魂の力という展開の構想は、その頃はさすがになかったと思うけど。ヒュンケルの魂の力が「闘志」と呼ばれたのはこの回が由来と思われる。
本日の復習分。
「真の武具は持ち主を選ぶというが…。
恐らくこの魔剣は、よみがえったお前の闘気に魅かれて、ここまで来たのだろう」
鎧化やブラッディースクライド、当初はとても禍々しい能力として描かれていた様に見える。
再登場後、そんな描写は微塵も残っていない。
ヒュンケルとクロコダイン格好いい。真の戦士だ。
ハドラーの小物感。感情的な戦闘とか、死んだ振りとか。ホントに元魔王?1話分の戦闘で倒されちゃった。
グランドクロスは諸刃の剣なのか。
ドラクエの薬草って食べて使うのかw
クロコダイン、漢だなぁ。
そういえば敵のクリティカルヒットが痛恨で味方のは会心の一撃だった。
ヒュンケルは油断しなければ優勢なまま勝てたのでは。姑息なハドラーがやっとくたばった……のかな。ミストバーンが何をするか気になる。
単行本37巻もあるダイ大を一区切り分とはいえ2クールやそこらでやろうとしてるので、ものすごい展開の駆け足というかダイジェスト感がある。
先の展開のネタバレ要素アリ。
ハドラーがヒュンケルとの一騎打ちに敗れ、死んだ。
どちらかが勝っても重要キャラ1名が退場するという、とても困った状況だったと察する。
適当にお茶を濁すのかと思ったら、本当に決着をつけてしまった。ヒュンケルに花を持たせたのは、苦渋の選択か。ハドラーのキャラを立てることが、今まで以上に難しくなってしまった。
さて、グランドクルスである。この戦いを皮切りにグランドクルスは、ヒュンケルがここ一番で頼りにする、剣技以上にヒュンケルを象徴する技になってゆく。
これ以降、ダイ大をバトル漫画として面白くしていく要素、それはドラクエと縁もゆかりもない概念である「闘気」。暗黒闘気、魔炎気、竜闘気等、新しい闘気が今後も作者氏の手によって生み出されてゆく。
ここまで行くと、ダイ大をドラクエ漫画と評価するのは、もはや不適切であるという持論の根拠でもある。
以前言った通り、ダイ大は良い意味でドラクエからの逸脱を加速させ、ドラクエ的な要素は、主に精神論として名残を残すようになる。
ヒュンケルがアバンの言葉を思い出して生命エネルギーを燃やしてグランドクロスを放つ。覚悟が決まった。
マァムは本当にいいキャラだなー。本質を見てるというか、どんな時もしっかりしてる。そしてエッチ。
助けに行こうとするダイを止め目的を完遂しようとするマァム。腕っぷしの強さがモノを言う世界の中で、バルジの塔でのレオナ姫といい今話のマァムといい、苦しい時にも希望や冷静さ、そして他者への思いやりを失わない、女性陣のしなやかな強さが印象的に残ります。
クロコダインやヒュンケルの一本気な心意気も沁みました。一方で強靭な肉体を誇りながら現実を直視する意思も勇気も持てないハドラー(相手を舐めてかかるアニメにありがちな敵の態度ではありますが)。強いって何なのか考えさせられる回でした。
勝敗はどうなったのよ?