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良い

やけくそキャンプは計画というルールを立てずに行われたものだからか、参加者の千明は行き先を知らないままに出発してしまう
今回のキャンプ模様はリアルタイムではなく回想。少しだけルール破りな描き方が逆に面白さとなっている。そうしたやけくそさが一種の面白さとして機能していたEPな気がするよ

キャンプは既に終わっているからなでしこを連れて行く事は本来できないが、回想を通す事で擬似同行させている
でも、行ってないのに同行したかのようにすれば、千明が言うように世界が崩壊してしまうわけで
回想になでしこ介入、参加したと捏造されたちくわとはんぺん。こうまで捏造されると、それはそれで道中は魅力的になってくる

一方でルール無視だから本来のバス時間には遅れるし、無駄に山道を歩き、温泉もさっと浴びて終わり。本当に楽しめているのかと思うけれど、これはやけくそキャンプだからこそ味わえる独特な風味…なのかもしれない
というか、千明達の場合はこういったドタバタ感のあるキャンプ模様の方がらしさを覚えてしまうね

一方でやけくそとは言っても、行きたくて行った場所なのだから思う存分に楽しんでいる。目に入る風景の素晴らしさは最高
また、本来は同行の難しいちくわをキャンプに連れて行けたというのもやけくそ捏造回想ならでは
こうなってくると、次回描かれるだろうキャンプ飯でどのようなルール破りの美味しさが登場するか楽しみに思えてくるよ



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