各選手のフリースケーティング描写も良かったし何よりユリオのフリーが素晴らしかった。ユーリはやっぱりヴィクトルいないと厳しいなぁ...結果の伴わないグランプリファイナル進出が後を引きそうだけど、それを含めてグランプリファイナルでの凄い面子の中でのユーリのスケーティングと成長に期待。
ノーチェックだったけど世間の評判があまりにも高評なので気になり、でも調べて見ると戦時中の日本の話かーうーん...。私は生々しく戦争が絡む映像作品は苦手なので別に見なくていいかなーと思いつつも、なんだかんだ好奇心が勝ち鑑賞。結論から言えば凄まじい大傑作だった。いや、間違いなく日本の映画史・アニメ史に名を残すであろう作品という意味では傑作を超えて名作と言うべきかもしれない。見終わってこんなにも胸がいっぱいになるなんて。どんな作品かと言われれば、戦時中のある少女の日常を描くアニメという言い方が誤解を招きそうだがしっくりくる気もする。前半は当時の時代背景の中でのすずさんとその周辺の明るく楽しい日常を描き、後半に前半と対比されるかの如く戦争の厳しさが見えてくる。傷ついたりぶつかり合うことがあっても"この世界の片隅で生きていく。"そんな前向きで強い意志を感じられる温かい作品だった。