序盤で画質が変化していることから、制作に着手した時期は
随分過去のことで、いちど企画は中断されており、
スタッフが交替したのではないかと思われる。
ふたりのヒロインは、両者とも
今の地位にいなければ紛争に介入していなかったと思われ、
信念で行動したのでなく否応なく事態に巻き込まれた感が強い。
護るべきものを護るために大義を背負って行動した者は
劇中ですべて死亡しており、紛争は鎮まるも
横暴な者が最後まで誅されることはなかった。
作り手に理念があったかどうか疑わしい。
頓挫した企画を形にするために仕事をしただけなのだろう。