今回の超人のモデルはザ・ドリフターズ。コメディアンだが当時の子供達のTVヒーローの一つだ。劇中では一度だけ悪と闘った彼らの敵。それは、海外から来た4人組の影響で超人予備軍となった若者を気持ち悪いと切り捨てた良識的な大人達。この関係性は、子供達が熱狂するドリフと、子供にふさわしくないと圧力をかけるPTAの構図に当てはまるのではないだろうか。
今回の話は作品全体の話の中では箸休めみたいなエピソードだけど、44年の段階で爾朗が超人課を離れていたことがわかった。41〜44年の間に大事件が起こる予感。
余談。広告代理店の女、超人が目の前で死んだことに動揺してた。色々と暗躍しているが彼女は某国のスパイとかエージェントといった人の死を冷静に受け止めるプロではないこともわかった。
そもそもの依頼が不毛だから八幡と雪乃どっちの解決策も穴だらけだが、後々のことを考えてない八幡の方が悪手だと思う。さてさて雪乃の考える理想的な生徒会長候補はいるのだろうか。
八幡と海老名の二人の選択は大人というか賢いというか青春時代が終わった人というか。枯れてるなあ。
小町があざと可愛かったのはポイント高かったです