まぁ~~~良いアニメでした。2024年夏の"俺達の"アニメと言えば?みたいな枠だった気がします。なんか、終わってから時間が経つにつれて「もうなれなれの最新話は見れないのか......」と遅延ダメージが・・・。
終始チアの"競技性"ではなく"応援"の側面に目を向け続けたストーリー展開は筋が通っており、第1, 2話の「何か描きたいものがあるのは分かるけどボンヤリしてるな......」っていう問題提起の状態から、3, 4, 5話を通じてチアの『応援』の側面を徐々に描いていく構成には唸りました。ただ、だからこそやっぱりストーリー後半が駆け足気味になってしまったのだけもったない。今からでも2クールってことでやり直せませんか?
それはそれとして......................................お届けチアって、えっちだよな?
すみません、流石に""良いアニメ""過ぎます。
基本的にクレイが「ダンジョン攻略一筋の世間知らず」って扱いでストーリーが進みますが、実はベルたもも「ダンジョン運営しか知らない子」だよね っていう描写が随所に散りばめられており、そんな「普通の生き方を知らない二人」の距離がちょっとずつ近づいていって..........あぁ~~~~~~~たまりません。第9話の「「ここにいる間くらい、クレイさんは、私が独り占めだ」 はちょっとボーター超えてると思います。ねぇ!!!!どうなんですか?!!!!?!
作画も終始安定しており、特に『常時緩やかなデフォルメ』⇔『画を崩したSD』の使い分けに関しては天才の所業かと思いました。現代萌えアニメの大事な要素がすべて詰まっている。かと思いきや意外とシビアな世界観なところもアニメの"締め"を担っており、ちょうどいい塩梅だなと思いました。
総合して大変素晴らしいアニメだと思いました。ナナヲアカリさん、本当にありがとう。