ゆめ覚醒の回。
不思議な力で歌えなくなってしまったほたるに会いに行ったゆめが、ほたるの時と違いゆめは周りの人たちが支えてくれていることに気づく。
その後ゆめは、ローラ、あこ、真昼、ひめに協力してもらいソロのステージへ準備を進めていく。ひめとレッスンする時点では、以前より自信をつけたゆめになりつつあった。
本番のステージでは以前と同じく不思議な力が一瞬発動したが、自分への自信を持ち続けたゆめは遂に不思議な力を跳ね除け自分の力だけでステージをやりきる。
このステージ、選曲が「スタージェット!」なのも良い。サビの直前で不思議な力を跳ね除けたゆめは、文字通り「なりたい自分」に一歩近づいたのである。
周りに支えられて壁を乗り越える…という王道展開、だからこそ熱い。一番星になれ、ゆめ。
ゆめが不思議な力と向き合いだす回。最悪歌えなくなるというアイドルにとって致命的なリスクを負うかもしれないという恐怖を乗り越えるため、ひめと一緒にもう一度ステージに立つ。
ここまで学園長とひめの雰囲気は怪しい物があったが、ゆめを救いたいという気持ちは同じだったために学園長の株も上がりだす。
不思議な力というのはアイカツシステムによるものであり、ふんわりとした現象ではなく明確な理由付けをしていたのは良かった。その力によって過去にひめも孤独な苦しみを味わったので、同じ思いをゆめにさせたくないというひめの優しさ、これがS4の器であり、ひめというキャラクターの魅力に見えた。
そして肝心のゆめがよく泣く回であった。