独特な設定が多い上特に説明もされないけどストーリーはかなり王道で見やすい
仲間や主人公がサイバーサイコになることで物語も落下するように終息するので、見終わった後だと冒頭のサイバーサイコが倒されるシーンの印象が180度変わるのが技を感じる
サイバーサイコシスを発症した人たちの心象シーンが良かった
明確に間違った選択をしたわけではないのにあらゆる可能性が狭まって絶望的になっていくのを描くのが上手い
劇伴は派手な映像に負けないくらい派手でシーンひとつで一つの映像作品のようだった
物語の途中であることを開き直った打ち切りみたいな終わり方だった
原作からすると序盤も序盤らしい 試し読みみたい
結構ゆっくりテンポだと思うが情報量が多いので間延び感はない
戦闘シーンはあっさりだけど満足なボリュームで見ごたえがある
殺伐としているのをコミカルなシーンでバランスを取ろうとしないのは高評価
オリバーの優等生と復讐者のギャップが怖い でもキャラクターが破綻しているわけではないのが分かる奥行きがしっかりと感じられた
原作が読みたくなった