幻想的で怪しい雰囲気を持ちながら余韻も話の筋もしっかりしている名回。
難しいテーマながら教育臭くなく、価値観を押し付けるでもなく、ただ風化を防ぐ方向で良かった。
作画もダイナミックで◯。まなちゃんも可愛い。
こういう話に弱い。
終戦記念日を前にぶち込んできたか。
終戦の日を目前に、単純なお涙頂戴な話で終わらずにそれぞれの事情や時代背景を絡めて、改めて「今」の平和について問うてくる切なくも強いメッセージの籠もった話しだったね。
いつもは金と欲に塗れがちなねずみ男の言葉が妙に刺さるし、戦争の悲惨さや、その裏に潜む思惑などは決して他人事でなく、ましてや綺麗事で語り継ぐような事ではないって事実を突きつけられた気もするね。
戦時中の妖怪達の話をちょっと見てみたい気がした。
手紙は出す前=検閲前なので、書きたいことが書いてあったと。淑子はしれっと退院。由来は、李香蘭、山口淑子だったりして。
戦って死んだとしていましたけど、餓死とかマラリア等の病死もかなりの数だったとか。あと、現地住民の被害はスルーなのは、尺の問題で仕方ないですかね。
定番の8月お盆の時期に太平洋戦争の話をするやーつ