おんじの「ヤバい人」感がひしひしと伝わってくる。自分が人間嫌いだからハイジを学校に通わせたくないだけなのに、「雪の中を登校させるのは可哀想」「お互いが軽蔑するから離れていた方が良い」と次々と思い付いた適当な理由で駄々をこねる。
牧師が帰った後は、おんじはムスッとして、ハイジに声を荒らげてペーターの家に行くことも禁じる。DV。
噂好きの村の女や、ペラペラとよく喋るデーテ叔母さんをいくら見苦しく描いてもおんじの正当性が認められる訳じゃない。
帰省するから思いっきり場違いなオシャレをするデーテ叔母さんが子供っぽくて可愛らしい。
ここからようやく物語の本題に入る。
何が正しいのか?
何がいけないのか?