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とても良い (4.6)

良い意味でこれまで通りという印象
妖怪から得た記憶でレイコのことを知りたいと思った夏目が苦手な親戚に話しかける図は彼の成長を感じられたなぁ。

今回登場した妖怪は色々変わっている。妖怪なのに世話焼きでどんぐりが好きな点が体の大きさに似合わぬ妖怪だったり、人形を大切な友達と形容する割に汚れた途端に「大切な友達」と認識できなくなるカヤツボとか。ただその両者に関わったレイコも負けず劣らず変わり者だよね。あんな森のなかに居るのも変だし少女の人形を届けられなくて結局は自分に手を出そうとしたカヤツボに預けてしまうし、助けてくれた妖怪の名前を奪ってしまうし。気の毒とかいつも一人とかその表現はレイコをよく表している気がする
夏目も序盤はそんな感じだったけど、彼の言う「大切な宝物」が沢山増えたことで変わったよね。レイコが名前を奪うことで関係を断ち切ってしまった妖怪に対して饅頭を手土産に会いに行くことで新たな繋がりを作ろうとしているようにも見えて、何とも良い話でした



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