婚姻届を提出したとき、ナサ18歳でツカサ16歳。
出会った当時、ナサは高校受験の時期なので15歳頃。
よって、ツカサは当時推定13歳。
あの体格で、中1程度である。そんなことがありうるのか。
年齢詐称しているだろう。
キャラクターの練り込みが緩いと思う。
このようなジャンルのコンテンツ群は、キャラクターに頼り
ストーリー面で破綻していることがあるものだが
本作はその逆をいく。
「相対性理論が証明されたのは提唱された百年後」には返す言葉が無かった。
屁理屈だが、反論の余地はない。
根拠の無い願望を押し通すための理屈として
この逸話を持ち出す感性は、自分の思考を超えるものだ。
倫理や誠実さを旨とする者にはできないことだろう。
ナサの、この厚顔さは、非情な社会を生き抜く上で
むしろ称賛に値するものなのだろうと思う。