Annictサポーターになると広告を非表示にできます。
全体
とても良い
映像
とても良い
キャラクター
とても良い
ストーリー
とても良い
音楽
とても良い

近未来SFサスペンスの傑作!黙って見とけ!な作品

人間の心理や性格の傾向を数値化して管理するっていう世界観の設定が今見てもとにかく秀逸なんですよね。IQとか体脂肪率とか戦闘能力とか、人間って数値化に弱いなぁとつくづく思いますね。

で、この作品はそんな管理社会で悪人かどうかを判断する指標となる「犯罪係数」が高い人を見つけて法の裁きを下す警察組織が主役。監督が踊る大捜査線と同じ方なので、刑事としての信念が強いほど異端になってしまう的な話は得意中の得意。格闘アクションあり、哲学あり、イケオジありの激シブ脚本は見応え抜群。もちろん近未来SF要素も満載。

目指したのが「現代版パトレイバー」なので、確かにその雰囲気はすごいありますね。見せ掛けの平和が生み出す歪みとか、「必要悪」に対する敵味方の認識とか。なのでパトレイバー好きなら是非見て欲しいですし、この作品が好きならパトレイバーはおすすめ。特に雰囲気が近いのは劇場版の2とかWⅩⅢ。(個人的には劇場版1が1番好きなんですが、どうでもいいですねハイ)
ちなみに踊る大捜査線もパトレイバーオマージュなのは割と有名な話。

自分は色相が濁りきってるので、実際にシビュラがあったら間違いなく潜在犯でしょうね。当時のオタク達はみんなそう言ってましたけど。



Loading...