2020年7月10日視聴。
桃矢は昔から人には見えないものが見える子で、中学生のときに引っ越してきて(おそらく藤隆さんが家を購入したため)、自身も周囲の環境も大きく変化した時期だろうに、初めて自分に似た力を持つ観月歌帆と出会って、不安定な時期に他の人とは共有できないものを初めて分かち合うことができたはずで、でも歌帆はあんな納得できない言葉を残してあっさりと去っていくのが、桃矢の心にどれだけのものを残したのだろうと思うと、今までとは違う角度からの、年上の存在である観月歌帆を咎めるような感情が湧いた。14歳と21歳とかだよね、たぶん。もちろん観月先生もまだ若く、海外で勉強したいという事情や自分の未来がなんとなくわかってしまう苦しみなどを抱えていたのだとは思うが、それ以上に桃矢のことを気にしてしまう自分がいる。