☆☆☆(3)
なんかきれいに終わってしまったな。ディートフリートも考えを改めたようだし……。
ベネディクトが最終回にして驚異の身体能力を発揮したことに非常に驚いた。ヴァイオレットも両方の義手を犠牲にして事態を食い止めたわけだけど、これからもいざとなれば機械の手はまたとりつけられるからって無茶するようには、まあならないだろうけど、なってほしくないなあと思った。あんな外れ方をしたら神経に差し障りそう……。でも派手で無茶な戦闘で機械の義手が破壊されるのは、フェチズム的な意味でも取り入れた展開だと思うからなあ、ビジュアル的映えというか。
あとクラウディア、カトレア、ベネディクトのよくわからない関係にエリカまで参入してくるのは本当に困る、困るなあと思った。クラウディアが既婚者なのか未婚者なのかすら、もはやわかっていないしなあ。息子が生まれる可能性はないのか?
ヴァイオレットとディートフリートのことが理解できなかったから二人のことを考えてみた結果、ディートフリートのおさげはかわいいし、ヴァイオレットのあみあみもかわいいということに気がついた。自分は三つ編みや編み込みが好きなんだろうな。
ギルベルトは愛していたからこそずっとヴァイオレットをそばに置いていたと言いたげだったけれど、愛しているからこそ安全な場所で適切な教育を受けさせてあげようという発想はなかったのか……? 高い戦闘能力に価値を見出しつつ、でもそこだけを軍に利用されるのは一人の少女のために避けたかったから、せめて自分の目の届くところに置いておきたい、ということだったのかな。なかなか複雑な心境そうだな。
全体を通して絵や音楽はすごくきれいだったな。タイムラプスが多用されすぎているのは少し気になった。
最後にヴァイオレットは誰に会って驚いた表情をしたのかな?