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全体
良い
映像
普通
キャラクター
良い
ストーリー
普通
音楽
良い

総合評価:80/100点
映像は1980年代のアニメのため、2022年(記録時)と比べると年代通りのクオリティ。しかし、後半にかけて絵の綺麗さが上がっていくので細かいポイント点。
キャラクターは割と高得点。現代では複雑な性格面を丁寧に表すことが多く、わかりやすさとは縁遠いキャラクターが多いが、80年代らしく分かりやすい性格とキャラクター(ここでは職種や髪型も含める)であるので良いポイント。
ストーリーは割と普通かなという印象でした。普通と思ってしまったのは、昔のアニメ特有の話の起承転結が乱れる点です。昔は制作の時間も限られていたし、アニメーターも少なかったので不必要な話が入ってくるところが多い点ですね。しかし、話はローテンポ気味で進むので話はよく理解できます。
マクロスはやはり三角関係を描く作品ですので、それがしっかり書き込まれていて起源である所をしっかり感じられました。
シナリオ作家さんが良くなかったのか、理解できないポイントが何点かあり、私が最高の名作と呼べない理由でもあります。
ポイントとしては「リン・ミンメイ」「宇宙戦争」「三角関係の行方」だと思います。まず、リン・ミンメイですが、この作品のヒロインと言って間違いないですが、とにかく身勝手な女の子という印象が強いです。自己中心的な発言や行動がとにかく多いので、それが余計たちの悪さを表現してしまっていて、リン・ミンメイはクズと呼ばれる理由だと思います。(僕はリン・カイフンが一番の原因だと思っています)
2つ目に宇宙戦争です。ゼントラーディと地球の戦いはカルチャーショックによって共生の道を選ぶことになりますが、共生したあとの話が微妙なんですね。何を理由にゼントラーディが地球の暮らしに馴染めないのか理解しきれないところや、戦闘民族であることに逃げていることが深堀されないのが心残りになってしまうというか消化不良でした。
最後に三角関係です。これに関しては徐々に伏線を張りながら三角関係の展開に持っていったと考えていますが、中心となる一条輝が女性の気持ちを考えられない子供であることと、自身の気持ちをはっきりさせないのでイライラしてきます。欲求に素直という点もあり、ミンメイの尻をずっと追いかけているのも視聴者が少しイライラするポイントです。絶対早瀬未沙の方が人の気持ちを理解する姿勢も備えているので悩む理由がないとは思います。
音楽は申し分なく、ロボットアニメらしいOP・ED、挿入歌も昔さながらのアイドルソングですごく良いです。マクロスFを見た人は是非マクロスを見て欲しいです。
全体としては、私は好みのアニメでした。着眼点が面白い(文化という世界観)と思うので、上手く異星人との戦いの中にマッチさせたと思います。
戦闘機もかっこいいです。変形はやはり男のロマンですよ。
マクロスΔ、マクロスF、マクロス7のいずれかを見ているなら必ず見てほしいです。深みが違くなります。



全体
良い
映像
とても良い
キャラクター
良い
ストーリー
とても良い
音楽
とても良い

13話構成の中に起承転結がしっかりと込められていて良かったです。
吸血鬼になるには恋をしないといけないけどまだ子供なコウくんと、恋愛に奥手で恥ずかしがり屋のナズナが逆に恋をする二人の関係性が画面の派手さや、話としての導入に隠れて進んでいるところがこのアニメの面白いところでした。

うまいこと騙されるといいますか、この漫画の作者さんのうまいところだなと思います。ニッチな笑いを混ぜながらシリアスな部分を立たせる上手さはこの人独特と思えます。

あとは音楽がとにかくいいです。
私はやはり挿入歌が好きですね、夜中に聴きたくなる、夜遊びするためのBGMという気がして本当にいいです。

漫画も読もうと思います。



全体
良い
映像
とても良い
キャラクター
良い
ストーリー
良い
音楽
とても良い

ロボットの代名詞、ガンダムから視聴。

恐らく話の元ネタにしたのはロミオとジュリエットかなと思いました。世間一般では敵国のジオン、地球連邦政府の地上戦を描いた話。
宇宙世紀の中にありながら、スピンオフのような話になっており、陸戦型ガンダムが出てくるのもガンダム=連邦のイメージだと思います(でないと、ガンダムタイプの量産?
ギニアス(お兄様)が体が弱い設定が映像の中では説明不十分ではあったが、持たないものは持っていることを誇示したがる性格という人間の弱いところ(妹であり、女性であるアイナへの態度。軍事的立場。科学者という誇り)がよく現れていて残念な人設定がしっかりとしていました。
アイナは心優しい女性である部分が劇中よく分かります。戦争の中でも必要以上の殺しや、罰を与えない、連邦だからといってシロウを敵として見ていない。お兄様のことも知っているから手足となって行動できるいい女です。シロウとの出会いが彼女を変えていく様子が服装からも窺えてそこが良かったです。
シロウは心に正直というか、死を身近に感じているからこそ行動が生きるに徹していて良かった。アニメ視聴者がこうしたいああしたいが彼には乗り移っているようですごく良かったです。
アニメ終盤のシーンも戦争ってこうなのよね。と思わせてくれるワンシーンで終わってくれたことが良かったです



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