U.C.0079、地球圏はのちに“一年戦争”と呼ばれる戦いの只中にあった。地球連邦軍の若き少尉、シロー・アマダは、地球へ赴任する途中で ジオン軍の女パイロット、アイナ・サハリンと戦場で出会う。敵同士でありながらも惹かれあうシローとアイナ。しかし、ふたりはそれぞれの立場に縛られ、お互いの居るべき場所へと戻った。
地上のコジマ大隊に着任したシローは、第08MS小隊の隊長となる。反抗的な隊員との軋轢や、慣れない環境での苛酷な任務。さまざまな困難がシローを襲う。しかし、それらの障害を乗り越え、隊員の信頼厚い小隊長へと成長していくシロー。一方、アイナは兄ギニアス・サハリンを助けるために、地球へと降り立っていた。兄が開発する秘密兵器アプサラスのパイロットとして、戦場に身を投じるアイナ。
宇宙で途切れたふたりの絆を、戦争という非情な現実が結びつけようとしていた。
ガンダム無双!最強!って感じではないけど、そこがいい。
OPの嵐の中で輝いて・EDの10 YEARS AFTERのどっちも神。
板挟みの苦しみが付きまとう戦いを、辛くなりすぎない絶妙な塩梅で描いているように思う。
感傷を盛り過ぎたりといった戦争ものとしての抵抗感がなく、キャラクターに寄り添った描写には温かみを感じた。
兵士らしく見える死神ジンクスおじさんや赤髪お姐さんがいる一方で、兵士であることを受け入れ切れていない存在がいるのが愛おしくていい。
特にロン毛君、人間味があって好きだった。音感?を生かして戦いに貢献するが、閉所が苦手でミュージシャンを志望している。どうしてもハッチを閉めたくない描写がいい。
映像ももちろんいい。コントラストの効いたカラッと暑い色使いもいい。
アイナ・サハリンとかケルゲレン子ちゃん(モブだけど)とかかわいいキャラが出てきますよ
ストーリーも面白いです
コジマ大隊長とノリスさんがカッコイイ
ロボットの代名詞、ガンダムから視聴。
恐らく話の元ネタにしたのはロミオとジュリエットかなと思いました。世間一般では敵国のジオン、地球連邦政府の地上戦を描いた話。
宇宙世紀の中にありながら、スピンオフのような話になっており、陸戦型ガンダムが出てくるのもガンダム=連邦のイメージだと思います(でないと、ガンダムタイプの量産?
ギニアス(お兄様)が体が弱い設定が映像の中では説明不十分ではあったが、持たないものは持っていることを誇示したがる性格という人間の弱いところ(妹であり、女性であるアイナへの態度。軍事的立場。科学者という誇り)がよく現れていて残念な人設定がしっかりとしていました。
アイナは心優しい女性である部分が劇中よく分かります。戦争の中でも必要以上の殺しや、罰を与えない、連邦だからといってシロウを敵として見ていない。お兄様のことも知っているから手足となって行動できるいい女です。シロウとの出会いが彼女を変えていく様子が服装からも窺えてそこが良かったです。
シロウは心に正直というか、死を身近に感じているからこそ行動が生きるに徹していて良かった。アニメ視聴者がこうしたいああしたいが彼には乗り移っているようですごく良かったです。
アニメ終盤のシーンも戦争ってこうなのよね。と思わせてくれるワンシーンで終わってくれたことが良かったです
カッコいいのは映像だけですが、それだけで十分見る価値がある。
震える山(前編)のノリスを見るために全話見たっていい
ただ、シローの作戦中に軍を抜ける決断がどうしても腑に落ちなかった
アプサラスは自分で処理したとはいえ部下を見捨ててアイナに走ったことに違いないわけで……
ラスト2話以外は良い主人公だと思ったのだが残念
「ガンダムが弱い」という新鮮さ。
いくら検品落ちのパーツだからってあそこまで弱くなるもんだろうか。