金色のサカナが色を連れてくるのなら、色は未来への可能性の暗示のように思えるな。
自分の表現したいものに悩み、描けなくなり、過去に褒められた画(金色のサカナ)を追い求める影は葵だし、大きな魚はそのまま大きな才能と置き換えられる。
死に絶えていたのは未来とは逆の過去を追い求めていたからで、サカナが小さくなったのは個室に寄る視野の狭さ(=表現能力の縮小・可能性世界の閉口)な気がした。
だから、それでも筆を執り描き続ける決意をしたあと、瞳美にサカナが現れたのは、葵の未来が開けたからのように思えた。
もしかして葵は、サカナ以降目立った実績がないのかもしれない。だから美大への進学にも否定的だったり、誰かに画を見せることについてためらいが見えたりするの…かも?w
しかしタイムパラドクスを考えると瞳美と葵が結ばれることはないし、現状だと琥珀がこのひと時を期に60年かけて、時間遡行の魔法のために満月に星砂を浴びせ続けた理由もわからないな。
盛り上がってきましたねえ。