思ったよりも内容が重かったストーリーでした。ただ1クールで満足できるアニメです!
キャラクターは5人とも個性があり、それぞれのキャラクターに愛着が持てました。ただ愛着がわく代わりに、戦闘のたび身体機能を失っていくことにすごく心が痛みます...それくらいキャラの設定にこだわっていました。
音楽は登場キャラによるアニソンでしたが、あまり明るい感じではないことからストーリーを意識して作られたものだと思います。OP、ED映像にはこだわっており、OPでは満開ゲージが反映されていること、EDではストーリーの映像とリンクしているところなど細かい演出が含まれていました。
映像は特に気になるところもなく、安心して見ることが出来ました。戦闘シーンや最終回の東郷さんの泣くシーンなど力を入れている場面では、思わず見入ってしまいました。
ストーリーが特に素晴らしく、初めは日常系、その後勇者として戦う戦闘系、後半になるにつれだんだんと鬱な展開になってきて、最後まで楽しむことが出来ました。戦っていく中で自分を犠牲にして世界を救わないといけないのか、終わらない戦いであるのにも関わらず戦い続けないといけないのかなど、登場人物の心理描写が上手く表せていたと思います。最後がハッピーエンドで終わったのは自分としては良かったです。
全体的にストーリーの予想がつかず、とてもおもしろかったです。過去の話などの続きもあるらしいのでそれも見てみたいです!『まどマギ』のようなストーリーが好きな人は是非見てみてください!