『Extreme Hearts』 【65点】
作家性溢れる優しい世界観
■作品の紹介
夢を上手く形にできずにもがいていた主人公が、
良き仲間と出会って、再び挑戦する青春ストーリー。
アイドル活動の延長上にあるスポーツ大会で上を目指す。
ギアやロボの存在が、いい感じに物語の進行を支えている。
■自分が感じた魅力
努力と根性がしっかりドラマに組み込まれていて、
全力で取り組んで真剣に勝ちを目指す姿に感動できる。
この作品、この作家ならではの空気感の良さがあって、
「昔~が好きだった」的な懐かしい感情を思い出させてくれる。
新メンバー勧誘時の、まっすぐで真摯な態度には好感が持てた。
ED曲でのイラストがとても凛々しく、作品の良さが詰まっている。
■感想まとめ
観てる人は少ないかもしれないが、
制作の頑張りが感じられる良いアニオリ作品だった思う。
序盤で視聴者を上手く掴めなかったのと、
敵チームのキャラが多過ぎたのが改善ポイントだろうか。
葉山所長は高校2年生でありながら、
[事務所の管理運営/作詞作曲振り付け/リーダーと外交/練習と試合]
などとんでもない仕事量をこなしていて相当ヤバかった。
最後の72ヶ月分割払いが結構大変そうで、設定が良い味を出していた。