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とても良い

神回。
ただの恋愛ドタバタ劇で終わると思いきや、展開が二転、三転します。
メダロッターとして生きるか、恋を選ぶか。
そこからさらにメダロッターとしての志にまで話が及ぶ……見ていて満足度の高い話でした。
物語終盤でキクヒメとゲストキャラの心の距離はあきらかに近づいたのに、あのオチを用意することで、ちゃんとゲストキャラを消化しきる。
本当によくできた話です。

メタビーのキャラクターがまたすばらしいんですよね。
捨てられるかもしれないと不安に思うペッパーキャットに「オレがなんとかしてやる!」と言い切る!
まさに男の子って感じで最高です。
(そしてOPでもわかるとおり、そういう王道な男の子を、斜めから見るイッキがまたいい味出してます)

最後にカヲルくん(っぽいキャラ)が出てきた時、声をあげて笑いました。
当時はすでにエヴァの放送が終わったあと。
その後カヲルくんや綾波キャラは量産されました。
メダロットのいいところは、そんなカヲルくんキャラを完全なギャグとして使い切ったことですよね!
もうこの時代の時点で「カヲルくんキャラはウンザリだ!」と制作側がさけんでいたのが、聞こえたような気がしました。
ギャグアニメだからこそ、パロディをやりつつ、大人のユーモアもそこに忍ばせる。
メダロットって本当によくできたアニメです。
(しかもこの回、脚本があの吉田玲子さんなんですよね。よくできてるワケだ)



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