特に丁寧に作られた回。あおちゃん可愛い。お嬢様で知性の青でした。
「感じるままに歌いたい!」ならもっと自由な音楽、歌い方をしたらどうか、とはちょっと思うがまあこれぐらいが妥当なところか。
一方敵のほうが明らかにアクションとしては自由で、わりとこの、プリキュアが考える「秩序」と「自由」が垣間見られるようで面白い。
来週のあきらさん回も良さそうだ。
紗霧さんの作画が格別良かった。
ラノベネタで大筋を進めつつ、兄妹と隣人らのドタバタやちょっとエッチなシチュエーションが自然と連鎖するように仕込んであって、大変巧みなものがありましたね…。
硝子の土下座シーンをみて、「なんなんだ…」と改めてショックだった。そうなる流れもわかるんだけど、ここまで「人間としての尊厳を奪われなきゃいけないのか」という理不尽さがショックだったんだと思う。そんな世界でも救いを見つけるラストは良かったと思う。
俺妹も「オタクと世間」との対立が描かれてましたがこちらはさらに直接的にキャラクタとして置いてきた。「どっちが悪い」と決めつけるわけではなく、それぞれの理屈で動いたらこうなるんだね…みたいな描き方に好感が持てる。