聲の形
大今良時・講談社/映画聲の形製作委員会

聲の形

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Title (kana)
こえのかたち
Media
Movie
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Staffs

大今良時
Original Creator
山田尚子
Director
吉田玲子
Script
西屋太志
Character Design
篠原睦雄
Art Director
石田奈央美
色彩設計
秋竹斉一
設定
高尾一也
撮影監督
鶴岡陽太
Sound Director
牛尾憲輔
Music

Comments

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Animation
Good
Music
Good
Story
Great
Character
Good
Overall
Great

「人間」というものを、とくに人間の「負の面」をとても丹念に描いた作品だと感じた。「いじめ」や「障害」を要素の1つとして内包している以上当たり前なのだが、人間の汚さ、誰もが子供時代に持つ無自覚の残酷さ、綺麗事では隠しきれないエゴ、そしてそれらをひっくるめた「人間の不完全さ」を、あえてほとんど美化することなく描いている。
どんな人間にも嫌いな人がいて、簡単には乗り越えられない一線がある。現実世界ではあたり前のことだが、描くことの難しさからフィクションでは(作り手から)避けられがちな題材だ。
しかし本作はこうした人間の「負の面」を描きつつも「ただドロドロさせて『リアル』を謳う」ような安い作品とは違い、将也や硝子ら登場人物が前を向き、壁にぶつかり、難しい問題に向き合いながら変わっていく姿を描くことで、ご都合主義を排した「リアルさ」を持ちつつも純愛系の作品として高い完成度に仕上げている。

シナリオは序破急の構成がしっかりしていて特に不満なし。登場人物は皆「いいひと」ではなくどこか問題を抱えた人たちばかりだが、それが逆に物語のディテールを深めていて、観客の興味をそそりつつ、「どうやってこの状況からラストに持っていくんだろう?」とどきどきさせてくれる。
メインキャラクターは誰もが問題を抱え、つまづき、苦しむため見ている間は心が締め付けられるが、それだけに最後に迎える大団円のカタルシスはひとしお。
箸休め的なコメディ・日常シーンも要所要所に用意されていて、シナリオに突っ込みどころは殆どない。

ビジュアル・音楽も素晴らしく、特に硝子役の声優・早見沙織の聾唖者の演技は「声優ってすごい」と驚くしかなかった。

基本良作と言って良いクオリティではあるが、不満があるとすれば、やはり全体に「展開を圧縮した痕跡」「原作を削った痕跡」が幾つか見受けられることだ。
この手の原作付きアニメ映画にありがちな急ぎ足感は少ないものの、やはり各所で「あ、ここ原作だともっと尺を割いてるんだろうな」と思わせる「痕跡」が残ってしまっている。実際、原作の重要なシーンが削られているらしい。
ただ、この「欠落」のお陰で「原作ではどうなっているんだろう」という興味が湧いたので、販促という点では間違っていないのかもしれない(笑)。
また、わざわざ「痕跡」と表現しているようにこれらは致命的な問題ではなく、決して総集編映画的な「強引・唐突なシーンの接続」があるわけではない。あくまで「強いて言えば、ここがイヤかな」といったレベルの話だ。
また、登場人物は基本魅力的だが、川井だけは別。川井自体は現実にもいそうなキャラクターではあるのだが、彼女だけ「小学校自体硝子へのいじめに加担しつつも、八方美人を演じて逃げ切った」という罪に対して罰が下されておらず、本人がそれを「悪いこと」と認めるシーンもないため、彼女だけは「かつての罪をうやむやにされている」ように感じて消化不良感を感じた。もっと言えば、彼女だけが将也や硝子、直花のように「壁を乗り越えていない」。
無論、ラストシーンでは将也に対して償いの行動を見せているのだが、ここはもう少し掘り下げても良かったんじゃないかと思う。個人的に彼女に対する心象は悪い。

総合すると、前評判を裏切らない良作。多くの人に見て欲しい素晴らしい作品。原作のコミックも読んでみたい。

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Great
Overall
Great

なにやら評価が分かれてますが個人的には非常に良かったです。キャラクターに散々イライラさせられましたがそれがより現実味を帯びてますね。結局主人公君も西宮と似ているが似ていない様な形で「聲」が聴こえなかったという…

耳が聞こえず話せない少女とそれをいじめていた少年、人間関係がドロドロ渦巻く中で「人と人が互いに気持ちを伝えることの難しさ」を描いたもの。
高校生になった登場人物たちの各々の想いや悩みがとてもリアル。
聴覚障害が云々じゃなくて、それよりも、主人公の男の子をメインに"人と関わって生きること"みたいな内容なのがよかった。

「気持ちを伝える方法は声だけじゃない」

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Animation
Average
Story
Average
Character
Average
Overall
Average

Rating
Animation
Good
Music
Average
Story
Great
Character
Great
Overall
Great

キャラがとても良かったなーー。イラつく人多数!!笑
けど、ホントに人間味たっぷりなキャラがたくさんでした。

Rating
Animation
Great
Music
Great
Story
Great
Character
Great
Overall
Great

いい意味でもう二度と見たくない映画。

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Animation
Good
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Story
Average
Character
Good
Overall
Good

良作だと思うんですけど賛否分かれとりますね…

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Animation
Good
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Story
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Character
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Overall
Good

なかなか重い話で、リアリティあるキャラクター間の関係性が沼のような蟻地獄のような・・・のをゆずると永束の癒しキャラが中和していたでござる。なんだかんだで目が離せない展開でしたがところどころ演出が繊細過ぎて拙者には1回で理解できず2回見てようやくという場面もあり。音楽は牛尾憲輔氏となってて全然知らなかったけど、エレクトロで抑制が効いててよかったと思います。電気グルーヴのサポートメンバー/LAMAのメンバーだそう。

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Animation
Great
Music
Good
Story
Good
Character
Good
Overall
Good

以前から気になっていましたが、ちょうどNHKのEテレで放送していたので録画して視聴しました。
些細なきっかけで孤立してしまった将也を含めて、その周りの子達の悩みや葛藤が痛いくらいに描写されていて良かったと感じました。
硝子の妹の結絃が「本当に女の子」なのか、制服姿を見るまで半信半疑で結構気になりました。もう少し女の子っぽい名前にしてあげてほしかったですね。

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Animation
Great
Music
Good
Story
Good
Character
Good
Overall
Good

現代が舞台の重い話は苦手なので、アニメファンからの評価が高いことは知りつつ公開当時は劇場に足を運んでまで見るには至りませんでした。
地上波でようやく見ましたが、なるほど良くできた作品だな、と。感動作・衝撃作は色々あれど、こういう方面から心を抉ってくる作品は初めて。
主人公の母と永束くん以外の人物は総じて性格に難あり…率直にいえばクズ、でもそれがリアル。原作はみんな更にクズだと聞いて、読んでみたくなった。

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