好き嫌いがはっきり分かれそう。自分は好きです。
主人公がどうしてアイドルに憧れるのかとか過去については少ししか触れられませんが、他人を計画的に私利私欲のために徹底的に巻き込んででもアイドルになろうとする行動力とか、執念とかがよく描かれていて、人間としてはあまり評価はできないんだろうけど、ひたむきな姿勢は好きでした。
高校生で若いっていうのも救いですよね。
歯車が狂い始めてからの主人公の独善的な言動で修羅場ってるのがとても良かった。
特に信仰と言っていいほどにアイドルを評価しているシーンは絵も演技も狂気を仄かに感じられた。
西南北誰もが東にどこかで救われていたという構成だったから主人公も立ち直れたけど、普通ならそうもいかないよね。
ED歌詞も原作の元乃木坂の方で、最後まで作品を表していて満足です。