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全体
良くない
映像
良い
キャラクター
普通
ストーリー
良くない
音楽
普通

点数:35点

おっさんとJKのイチャラブが見たくて見始めたのに、途中からチャラ男が登場したせいで、話の途中からずっと脳内でチャラ男がチラついてしまった。雰囲気を乱されるというか、期待してた方向性と違ってきた感じがしてモヤモヤする。ただただ不快だなという感想しかない。

店長(おっさん)は物腰が柔らかく、JKに言い寄られても理性を保っていて現実もちゃんと見ている大人だったので、応援したくなる気持ちはある。ただ、年齢差も大きいし、惚れる理由もよくわからないまま、感情だけで突き進んでしまっているように見えて、「本当に付き合ったとして、いいことあるの?」と冷静に考えてしまう場面も多かった。設定がアニメ的だとわかってはいても、リアルな視点でつい考えてしまう内容だった。

一方で、主人公が理由もなくモテるアニメも多い中で、JKが店長を好きになるのも「まぁ、なくはないか」と感じられるだけの描写もあった。JKの乙女全開な様子は、見ていてこっちの青春コンプレックスが刺激される。ある意味、眩しくてしんどい。

JK関連で喧嘩したり、チャラ男とのやり取りで話が進まなかったりする展開は、もどかしくてモヤモヤが残る。この話は必要なのかを考えることもあった。
「好きなら好きで、親友との問題を片付けてからデートしてくれ!」って感じ。おっさんもJKの気持ちに気づいているのに、本の話題でついデートに付き合ってしまうのは、大人としてどうなのか…。断るべきところはちゃんと断ってくれ。相手の好みを餌に誘われてついて行ってる時点で、優柔不断すぎる。

後半はおっさんとJKの個別シーンが中心になって、「これは恋愛アニメ?それとも日常モノ?」とジャンルすら迷子になりそうな構成だった。でも、キャラに愛着が湧いていたおかげで、学生ノリっぽいやり取りを見せられても不快にはならなかったのは不思議。

最後まで見た感想としては、チャラ男はいい奴ではないけど悪い奴でもなかったし、店長は最後まで煮え切らない優柔不断キャラだった。JKは返事待ち状態でちょっと可哀想だったし、親友とは喧嘩したと思ったらいつの間にか仲直りしてて「結局どっちなん?」という感じ。親友がJKのことを引きずりすぎてる感じもあった。

JKのことが好きな金髪の同級生は、バイト仲間の女の子とくっついてくれたら平和で良さそう。あの二人だけが見ていて安心できる。
あと、たまに出てくるキラキラエフェクトはなんだったんだろう。感情が高ぶった時に出る演出っぽいけどちょっとわかんないです



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