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全体
良い
映像
とても良い
キャラクター
とても良い
ストーリー
普通
音楽
普通

 八奈見さんがマチカネタンホイザだったので、とても楽しみだった。やわらかい口調で主人公を演じ、独特の世界観を形作っていたと思う。どのキャラも個性が立っていて、見ていて楽しかった。
 話の筋としては、フラれたヒロインが、失恋したことと、どう向き合っていくかというもの。確かに多くのアニメでは告白してうまくいったほうにスポットが当たったり、フラれた側に当たらないので、今までにない視点、それに人数なんだと思う。それゆえ、最初はこの作品とどう対峙していけばよいのかわからなかった。見ていて納得しきれないところも多々あった。小鞠ちゃんが部活の先輩に告白し、一波乱起きたわけだけど、そのあと平然と日常を過ごしていたように見える。もちろんそうするしかないしずっとフラれたことを引きずるわけにはいかないのはそうなんだけど、そこまできれいに割り切れるものなのかなぁ、と思ってしまった。焼塩に至っては、恋敵と仲良くなっているし、そういうこともあるんだろうけど、何かすごい遠い国の出来事のように感じてしまった。そういう要素が全体的に強く感じられてしまい、どこか楽しみ切れない作品だったなぁと思った。



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