Annictサポーターになると広告を非表示にできます。
とても良い

 なんか、思ったより好きでした(思い出補正であまあま評価になってるかもしれません)。
 オープニングでコミカライズ紹介のところで、なかよし掲載と見えて!?!?と思いながら見ました。
 麻雀の上がりの説明がわかりやすかったです。昔てきとーに検索して得た知識とCPU対戦機能で麻雀知ろうとして、役満が印象に残って、人じゃない相手の気楽さとてきとーに捨ててもなんとかなる雑さも手伝って、33332の仕組みを理解するまで数ヶ月かかりました(さすがに毎日じゃなくて、遊ぶ時も暇つぶしに数分くらいでしたが)。今日はこれだけ覚えたら帰っていいよ、って感じのラフさで、かつ麻雀の最も重要な点は抑えられていて感服しました。
 電動雀卓、略してじゃんたくん(電動要素はいずこ)とか、雀(雀ではない)は索子のあれから来たのかと納得したりとか、好きでした。麻雀まんがネタはあまりわからなかったです。
 麻雀のまちがった遊び方(ルール違反の失敗)をいろいろやってみせるあたりは掲載雑誌的にきっと大切よねとも思いつつ、私がよく知ってるのは将棋で、そちらの本将棋とは違ったルールで色々遊んだ記憶を思いだして楽しかったです。待ったありとか序の口で、ワープとか、(大劣勢になってから)今からあなたの持ち駒全部私のものねとか、無法で遊んでたことあったなあと懐かしくなりました。リーチの音声で遊んでたところも思いだして、将棋も別に駒を進めるだけが遊び方じゃなくて将棋崩しで遊ぶのも楽しかったと思いだしました。
 そういえば、チョンボ(妖精)が登場する場面で、ひかるの碁メソッドと思いました(たぶん碁盤から登場、雀卓から登場で)。その後、姿は見える(し麻雀牌も触れる)けど声はなしこ意外聞こえないとわかったのはちょっと違っていてちょっと面白かったです。
 そういえばそういえば、最初のほうの雀荘(好きにしていい場所)をほしがる動機とか、話の展開に必要最小限の動機付けで、そのそっけなさにウケてました。後から考えると対比的かもしれないとも思いますが、最後に登場した謎の転校生枠(枠。と勝手に思った。別に転校生ではない)のミステリアスな子は、めいっぱい麻雀したい気持ちが詰めこまれた前のめりな話しっぷり(話聞かなっぷり)で、もっとちゃんと会話してって思いそうなのに、何かとても好印象に感じました。なんだかんだいっても、ハスに構えた言い方をしていても、やっぱり遊び(ゲーム)は楽しいから続いてきたわけで、その熱量なくしては始まらないのでしょう。
 ということで、思ったより好きでした。
 あ、その場面の夕日が綺麗で、尾道の沈む夕日見てみたいなあとも思いました。
追記 数分と書きましたが、実際に久しぶりに遊んでみて、数分の体感で数十分が溶けました。気づいたら夕方、は麻雀あるあるかもしれません。



Loading...