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とても良い

1話60分。
誰からも愛された最も心やさしいロボットと、ロボットの権利を擁護する舌鋒鋭かった論客の人間が殺される。それぞれの現場には同じ痕跡が残されている。悪夢をみるようになったロボットの刑事がその一連の事件を追いかける。人間の痕跡の残らない現場はロボットによる犯行を示唆していた。ロボットは人間を害することができない。8年前、その例外となったロボットの囚人は、自らを調べられた結果、何ひとつ不具合はなかったのだと語る。
多くの同胞を殺した(壊した)戦場帰りのロボットが、音楽は機械に宿らないと固く信じる偏屈な音楽の巨匠、その老人にして少年と、情を滲ませていくやり取りに感じ入った。



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