最後まで見て言えるのは、これはユーリィの生きる意味を探す物語だったということ。
自身の種族という囲いに翻弄され、唯一の生き残りとなりながらも、ユーリィ自身で生き続けなければいけない理由を模索し、それを見つけ出すまでの物語であったかなと。
オリジナルながらも設定、ストーリー共に面白い作品だった。
唯一自分の中でふわっとしてしまったのが、結局箱が何であったのか、とてつもない力を持ち、神に近い存在になれるということしかわからなかったところ。
その箱で神に近い存在になって、一体何ができるのか、ユーリィが次に行うべきことは何であるのか…そこは視聴者に委ねられているという感じか。
外伝とか作ってそのあたりはっきりさせてくれたりしないかなあー。