遙たちと同じ歳だった自分が、いつしかだいぶ追い越していた。
シリーズ初期からずっとリアルタイムで追い続けてきたアニメ。
この映画は、そんなずっとFreeを応援してきた人たちへの
プレゼントのようなお話。
クライマックスのリレーシーン。
切磋琢磨して、大きな声で応援しあって、
信じ切った「仲間たち」に次のバトンをつないでいく。
そんな彼らの姿に、ああ、私がずっと好きだったFreeって
こういう仲間の絆を描いた物語だったなって強く感じて。
今までのFreeシリーズを踏襲した「絆」を
スクリーンいっぱいに感じて、自然と目頭が熱くなった。
映画を見る前は、見たらすごい喪失感が生まれそうとか、
私の夏が終わってしまうとか、そんなことが頭をよぎっていたけれど、
いざ最後まで見届けてみて思ったのは、これからも彼らの日々は
ずっと続いていくんだなということ。
まだ、ただの人になるのは少し先延ばしにした遙。
彼の、彼らの物語は、私たちが覚えている限りずっとずっと続いていく。
最高の夏をありがとう。これからもずっと大好きな作品です。