何が逆さまなのかクルクル視点が変わる。
パテマ達を穢れた地底人だと思ってたアイガ人の方が実は地底人だったという『猿の惑星』的などんでん返しが面白い。
途中まではちょっと退屈で、「パテマの身体柔らかそう。エイジはパテマのお腹に顔を押し付けられてイイなぁ」とか思いながら見てたけど、パテマ達が空の巨大な街に着いてエイジがパテマの感じてる恐怖を体験するところで「おおッ」となった。でも、アイガより文明が進んでそうな街で何が起こるんだろうと期待したのに、無人で拍子抜け。オチが分かってから考えると、街じゃなくて災害前に作られた重力をいじるプラントだったみたい。
アイガの親玉が分かりやすい悪役だったのが物足りなかった。もう少し落ち着きのある、自分なりの価値観を持った大人だったら良かった。
アイガに来てる間、パテマのオシッコやウンチは空や天井にピューンと飛んでたのかな。