んー、自分には合わなかったと言うべきか、面白くなかったと言うべきか…
【ストーリー】
将棋を題材にした作品ということで、ヒカルの碁やちはやふるなど、ああいったゲームを題材とした作品はほぼ確実に好きだったため視聴しました。
しかし、この作品は将棋はおまけなんだなというように感じました。
・大して好きでもない将棋でしか生きられない主人公と、将棋しかないのに奪われてしまった義姉との対比
・お世話になってる三姉妹の可愛い日常
・将棋で紡いでいく人間関係
こういった3本柱で進んでいるように思えるのですが、どうもそれぞれのテーマが独立して進んでるようで、気分が乗ってこない。ポンピングブレーキかけられてる感じです。
さらに、1話からの説明が少なすぎて、どんな話で、どうやって見ていけばいいのかしっくりきませんでした。
ここは実写映画を先に観ていたからわかりましたが、観てなかったら1話で切ってたかもしれないです。
逆に、映画が綺麗にまとまっていたので、そっちの評価があがりましたね。
そして、この1期ではほとんど何も解決しないので、ここまで見てしまったからには2期も観るか…という少し重い気持ちです。
【キャラ】
三姉妹はめちゃくちゃ可愛いのでそれだけでも見る価値ありますが、どうも主人公が…
主人公、悪いわけではないんですよ。中学生くらいにこの作品観てたら共感できただろうなと思います。
大人になって、いろいろ乗り越えた後にみると、ちょっとイジイジしすぎでイライラします。観る人の状況で結構見え方かわるんじゃないかなーと。
あとやっぱりすごいのが、二階堂。めちゃくちゃ良かった。
実写映画の染谷くんが凄すぎて、アニメを知ったあとにもう一回映画を見たいなと思っています。
【全体】
思ったよりシャフト感満載という感じで、あのノリが好きかどうかということに話は収束する気がします。
キャラも、話も、アニメーションも、ぜんぶシャフトです。
昔は好きだったんですけどね…人の感じ方が変わるというのは不思議なものです。