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全体
良い
映像
良い
キャラクター
普通
ストーリー
普通
音楽
良い

GWで映画といえばやっぱりコナン
原作はそれなりに見ていて、赤井ファミリーについてもそれなりに予習して臨んだ
原作というよりはコナン映画オタクの感想

総評としては
悪くはないけれど最高傑作とは思えない出来、しかしコナンの映画の鉄板の展開を崩し、
他のキャラの良さも描いた意欲作でもっとじっくり伏線についてやトリックについての理解を深めるため
何度も見たいと思った作品
最高点☆5中、☆3

最近のコナンのキャラアニメ傾向から予想して
赤井秀一を筆頭としたファミリーの派手な活躍があると思いきや
序盤は爆発などつかみの派手な演出はなく、コナンが始まったとは思えない音楽と絵面、
グレーのオーバーレイをまとった画面で過去の階層から始まり、コナンのメインテーマに入るのに少し時間をかけて、メインテーマに入る
お馴染みのメインテーマ中盤から今回の映画のメインキャラの紹介シーン、そこででてきたFBIのシルエットは本当にかっこよくテンションは序盤の頂点に達する
パーティー会場の事件では今まで通り少し少年探偵団の活躍が描かれポイントを稼いでいく

事件が始まってからは
世良とメアリー、チュウ吉、コナン(FBI、赤井)の3グループでそれぞれ進行していく場面の切り替えはうまく交錯したときは気持ちよく
FBIや赤井秀一と連絡を取りながら、ブレーンとして動くコナン君はやはり超人である

今回惜しいと思ったところは、リニアが最大の見せ場になったため、それが突っ込んだ競技場がメチャクチャに破壊されたにとどまり、アクションが地味だったところ
そして、いろんなキャラを活躍させるために中盤が少しだれたところ、
リニアの仕組みや、病院内で謎の毒ガスがでたシーンの解説もタイミングが最適でなかったように感じるなど、全体的な流れのところである

ただ、それをふまえても今回のコナンは以下の点が掟破りで好印象だった
鉄板の蘭がピンチになるシーンがない点、
赤井の活躍のさせ方がスマートで新鮮だった点、
死人がでない点、
新一という存在を感じさせず、コナンがどんなにすごいのか周りにみせようとするような流れがあった点

コナンの超人的描写は
コナンと灰原の乾杯のシーン、でも私たちは十代、まだまだ若いと一旦落としておいてから
小五郎からパっと名簿をスるコナン、FBIを自由に操るコナン、どんどんエスカレートしていくので思わず笑ってしまいそうになる

今回は蘭がヒロインではなく灰原がヒロインなのではないか?

コナンの予備のメガネをもってきているところもそうだが、それを予想して灰原にまっさきに連絡するコナン
用が済んだら不必要な連絡はしないコナン、
灰原が私にも連絡しなさいよねいったら
最後、蘭に抱きつかれながら灰原に手で合図をして返事するコナン・・・・
灰原、これは女房?最高のパートナー?いったい二人の関係性はどうなってしまうんだ

映画で今回変化した相関図

赤井が生きていることをメアリーが確信、つまり世良、メアリーと秀一がつながった

これは原作で一家全員で黒の組織と戦う展開がみれるかも、期待

世良さん、メアリー、灰原大好きになっちゃいました



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