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良い (4.5)

花火と麦を置き去りにしたように、周囲は変化して時も巡り、最可も羽化した蝶のように、えっちゃんも自身の思いに折り合いを付けて前進…
花火は依然として時が止まったように答えが出せずに居るようだったね。

鳴海先生と茜先生の結婚祝賀会での、かつてクズだった頃を彷彿とさせる、花火を焚き付けて挑発するようなおちゃめな茜先生が最高に良かった^^;

最終的な花火と麦の取った選択は、下手にくっついてイチャつくよりも現実的て尊い選択で、深く考えさせられるものだったと思う。
人の感情って一筋縄では理解できなかったり、時として狂気も孕むって意味では、それぞれがこの作品のタイトルにある「本懐」に至ったのではないかな。
仮初でない「本物」を花火も麦も探し、掴むことが出来ると良いよね。

過激な描写でも話題になったけど、本質的には哲学のような深い綿密な心理描写がされた作品だったと思う。
最終回のまとめ方と、結末には賛否両論出そうだけど^^;



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