仲間内ではいざこざがない優しい世界観は、世界名作劇場のノリを感じた。ラストの緊迫した雰囲気がよかった。秀才少年が、主人公と自分とあと一人で逃げ出そうといったのは、合理的で足手まといは切り捨ててくれそうな期待感。むしろ、それがいい。平和すぎる鬼ごっこで人物紹介するパートは、アクションで派手に見せるか。あるいは、この作品だったら少年の戦略解説を増やしても良かったかも。人物同士の駆け引きが楽しい作品なので、今後の面白さも伝わるのでは。
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