タイトルは重厚でかっこいい。中身は羽のように軽いイケメンカタログ。弟が枕をぎゅっと抱いて寝てる設定が女性向けっぽい。淡々と進む進行。弟の恋愛を見守りに学校へ行くのも、警官の度重なる尻ぬぐいも、兄弟にとってペナルティーもなくどうでも良い日常話なので、盛り上がりを感じにくいのかも。琵琶湖の監獄との橋渡しという面白そうな要素を提示したにもかかわらず、兄弟の日常生活が始まったので、期待したのはこれじゃない感があった。次男の悩みを書くなら墓守の職務の活躍の中で書いた方が良かったのでは。ソシャゲ女性向けにしても、作品の要素生かさずキャラの日常話に話を持って行く傾向があるが、女子には受けるんだろうか。