女は強い、家族はいいもの、子供は無邪気でわがままなのは必然だ
みたいな、人(カテゴリー)に対する価値観の押し付け(要は差別)がすげえんだよなこの人、なんかカテゴリーで人格を決めちゃってて個人がない。こいつの描く人は人じゃないから気持ち悪くなってくる
なんにも考えてない子供の頃に見たときは純粋にこの映画楽しめたんだけど色んな経験通してこの細田監督の作品にもいくつか触れてこいつの本質に触れてから試しにこの作品を見返してみたらやっぱり昔のようには楽しめなかった
夏希の横暴さといいアプローチが違っただけでババアのこと思って色々してくれてた養子を人に迷惑かけたという安易な理由で勘当したり薙刀振り回して殺そうとしたり、その結果高血圧で安易に死なせてヒトガシニマシター同情シテクダサイーしたりな、しかもその狭い器量で誰からも慕われてたり良い人ぶってんのが普通にきもいんだわ。要は老人は凄いんですう敬うのが当然なんですうみたいな価値観(前提)のなすりつけがあって浅いんだわ。
恋した主人公はヒロインの奴隷になることがさも自明であるかのように命をかけるのが当たり前であるかのように、バックグラウンドがなさすぎてついていけなくなる、納得できなくなる。視聴者も同じこと思ってるよね?だからそこ当たり前なんで前提の説明はぶきますよ?ってそれもうただの表現の堕落じゃん。