「ただ何となく」から「位置についた」各キャラクターたち。青春を全面に感じるストーリー感がすごく好き。
プロローグだから全体的に説明は無く、各キャラクター達が過ごしている青春のぼんやりとした背景が気になってあっという間に30分が終わるくらいのめり込んでた。泉の転校をきっかけとして、何となく過ごしてた青春を確かな形へ変えるために物語が動き出しそうな期待感が良かった。
夏目たちの会話だったり相馬と泉のやり取りだったり、微妙な沈黙や深入りしすぎない距離感がうまく言えないけど、測りかねてるぼんやりとした友情みたいなというか、ただただ「普通」の青春を感じて取れてものすごくノスタルジーな気持ちになった。