Annictサポーターになると広告を非表示にできます。
とても良い

抱く恋心は立場など無くて、常に当人の心底からの気持ちで成り立ってる。
今回のお話は言葉にし難い。そのぐらい個人的には心に響くお話だった。政略結婚をするための恋文を書くために呼ばれたヴァイオレット。そこで出会ったシャルロッテ姫とアルベルタ。
シャルロッテ姫は政略結婚と言ってはいたものの、心の底ではダミアン王子に恋をしていた。ただそれを確信付けることができなかったのと、アルベルタと離れることが嫌だったためどこか消極的であった。

でも話は進んで行くなかで、シャルロッテは胸の内をヴァイオレットに告白する。シャルロッテの本当の気持ちを知ったヴァイオレットはシャルロッテ姫に恋文を自分でありのままを書くように促した。
この部分にヴァイオレットの成長がまた見れたし、何より愛というものを形づけようとしているようにも感じた。

最終的にはシャルロッテ姫の直筆恋文のおかげでダミアン王子と結婚することができたけど、最後の花嫁衣装を着るシャルロッテとアルベルタにやられた。
言葉に詰まったというか、感情が溢れ出しそうなくらい震えた。親に近いというか育ての親と離れてしまう寂しさが、最初の時と違って、もう分かってるというかこれからを受け止めた上で辛いと言ってたシャルロッテの気持ちを思うと泣けてくる。そして最後に花飾りをつけてあげるアルベルタの、幸せにおなりなさい、という育ての親として何よりもずっと側で見てきた母として言ってたのが感動を通り越して感動....。自分でも何書いてるかわからなくなってきた....
そして最後に、シャルロッテからの最大限の愛と敬いを.......本当に30分アニメですか?ってぐらい濃密だった。

少佐の兄が出てきたけど、そんかことはどうでもよくなるぐらい本編に夢中だった



Loading...