ずっと変わらないと思っていた人が大きく変化した時、その変化を良いものとして受け取ることが自分にできるだろうかって考えるお話だった。めぐみの気持ちって何らおかしくなくて他人といることで自己肯定できる瞬間ってどのタイミングでもあると思う。この人が居ることで自分が普通だと感じるとか誰かと自分を比較して自分の位置を確かめることってむしろ多数派の意見だと思ってた。だからめぐみがマリに対して抱いた感情は妬み嫉みもそうやけど、根底にあるのは変わらないでっていう変化を怖いと思う恐怖心じゃないかな。
でも最後にはめぐみ自身もその恐怖心はマリにとって妨げになる。だからこれまでのすべてをかなぐり捨ててでもマリに想いを告げためぐみは変化したと思うし、その瞬間からめぐみ自身の恐怖心は克服して次のステップに変わっていくんじゃないかなって勝手にワクワクとドキドキを感じてた。