エインズワースとの激闘の果てに、イリヤたちは“名前の無い少女”――パンドラの真実へと辿り着く。
少女に死という救いを与えるため、パンドラの箱(ピトス)を開こうとするジュリアン。
永劫の時の中で傷つき、ただ終わりを望むエリカ。
イリヤは、みんなが助かる理想(わがまま)を貫き、その宿業を断ち切った……はずだった。
しかし、概念置換が完了したダリウスがジュリアンを乗っ取り、
なおもエインズワースの悲願である“人類救済”へと手を伸ばす。
箱(ピトス)は開かれ、溢れる厄災は世界そのものを飲み込もうとしていた。
「ようやくわかった。きっとあなたとだけはわかり合えない」
終わりゆく世界の因果を断ち切るために、ダリウスと対峙するイリヤ、美遊、クロエ――。
魔法少女たちの最後の戦いが、幕を開ける。