タイトルと人物名が和風の作品にピッタリでいい。一途な女の子と大学生主人公の初々しい恋愛が、見どころと思われる。やりたいことは分かるが、1話時点ではなんか怖いという感想だった。主人公がいいなづけの存在自体知らないので、うっかり彼女でもいたらヤバイ修羅場になるのが目に見える。ヒロインも主人公がなぜか自分が嫌いで家を出たと思ってるあたり、自分の存在自体知らなそうな相手に思い込みが激しいのではと感じた。実家のハニートラップの線も完全に消えた訳じゃないのに、主人公はヒロインをホイホイ家に上げて大丈夫なんだろうか。ヒロインがいきなり主人公に抱きついてくるあたり、清楚なヒロインには見えないんだが。日常系ありがちネタ(東京の電車事情等)で日常感を演出する割に、人々の悪意の演出が過剰だったり、ヒロインがいいなづけに会えないショックで膝をついて倒れたりと演劇調の演出がアンバランㇲな印象。個人的は裏の裏を探ってしまい、サスペンスかホラーを見てる気分になった。清楚で古風な和服美人のヒロイン設定は魅力あると思うのだが……せめて主人公はいいなづけの存在は知ってるくらいの設定にしておいた方が良かった気がした。あと日常離れした演出をソフトにした方がいいような。