放映当時、ちゃんと最後まで見てなかった気がしたので、Amazon Primeで見つけて見てみることにした。
通して見ることで改めてグッとくる物語であった。中でも印象的だったのは、達観したヒロインで切れ味の良い愛花と、真っ直ぐで力強いが可愛さに溢れる葉風のダブルヒロイン。
すでに死んでいるのに、最後まで物語の中心にあり、最後の最後できちんと葉風にバトンタッチする愛花のそのきっぷの良さは、数ある作品の中でもカッコいいヒロインとして名前が上がってもおかしくなかろう。葉風から、吉野が泣いたと知った時のグーパンに心打たれた者も多かったのではないか。
シリアスなキャラを装っている左門も、見ていれば完全に間が抜けており、世界の終わりを舞台にしたラブコメという世にも珍しい作品に仕立て上げるのに一役買っていた。
ただ、個人的にはとても気に入っている作品なのだが、強く他人に勧める気持ちになりにくいのはなぜだろうか。
ちょっとよく分からないが、観て損はない作品ではあると思う。
結構面白かったな
痴情のもつれに世界の命運が左右される良い意味での馬鹿馬鹿しさとそこから展開される予想外の連続のストーリーが面白かった。原作の最後までやってくれたのも💮
オープニングがどっちもいい、予想外に楽しめた