歴代のOPを流して行くのも良き。
死柄木も最初はヒーローが嫌いで何が正義かを世の中に問うために今の秩序を壊したいという考えだったんだよな。ある意味人間臭かった。それが最終的には純粋な破壊衝動の権化みたいになった感があるけど。
オールフォーワンにはそもそも人間の倫理観がない。奪い、壊し、踏みにじることだけを指向する。その先には一過性の満足があり、その先には虚無しかない。全てが虚しいというのに、そこを目指す愚かさの結晶。
この作品は、人々を救うヒーローを正義と平和の象徴として描く。確かに、戦争のように無辜の民が暴力で殺される状況では、救う力が英雄となる。
けれど、人類の歴史は英雄の下に秩序が形成される時代だけではない。本来は人は己れの内面的な個を確立し、個の連帯によって公を形成する、自律的な秩序によって皆が幸福を追求出来るようになることを指向するはず。実は、ヒーローは誰の人生も肩代わり出来ない。つまり、本質的に人の人生に介入して救うことは出来ない。自分の人生を生きられるのは自分だけなのだから、ヒロイズムを称揚し過ぎるのは良くない。万能の存在は居ない。
オールマイトの存在が、ヴィランを刺激する理由はそこにある気がする。
ガリガリオールマイトが一番かっこいい
オールマイト激アツだなぁ。